円高で国内REIT運用投資信託が急拡大

円高を嫌った個人の資金がJREITを運用対象とする国内投信に流れ込んでいる。REIT型投信の8月末残高は約4000億円になったという。JREITの時価総額が3兆円だから13%超を占める。少々古いがモーニングスターによると2007年7月末でJREITの時価総額5.2兆円のうちREIT型投信は約5000億となっているのでウエイトは高まっている。なお、2007年当時で、一部をREITで運用するバランス型投信は約5500億円とREIT中心の投信とほぼ同じ規模あった。現在でも同程度の割合とすると、JREITの約4分の1超を投信が保有していることになる。円高が続けば投資信託が今後も市場を下支えすることが期待される。年末にかけて、運用会社はREITを運用対象とする投信の設定を増やすと見込まれる。

日本経済新聞9月21日朝刊記事一部抜粋
「公募投信 国内運用型に資金流入 円高リスクを敬遠」
『国内の債券や不動産投資信託(REIT)で運用する投資信託への資金流入が急拡大している。1~8月は新規購入から解約・償還を引いた資金流入額が、国内債券型は4.4倍、国内REIT型は9.6倍に膨らんだ。円高による外貨建て資産の目減りを嫌った個人が、為替リスクがなく一定の利回りも見込める点に着目し、活発に購入している。(中略)野村総合研究所によると、公募投信の1月~8月の資金流入額で国内債券型は約2000億円、国内REITは約1500億円だった。残高の伸びも目立ち、8月末時点で国内債券型は前年同月比71%増の6000億円、国内REIT型は59%増の4000億円になった。(後略)』

※東証の投資部門別売買状況(6月~8月)では、個人、外国人の売り越しを銀行、投信が吸収する形になっている。東証REIT指数はギリシャ危機以降の下げからの回復が鈍く、年初来騰落率もほぼトントン。このため、短期キャピタルゲイン狙いの個人やリーマン前から塩漬けとなっている個人の見切り売り、増資引き受け分の売却、株式と同様にリスク資産からの引き上げが続く一方、国内志向や利回り狙いの新しい個人投資家の資金が流入し、プレーヤーの入れ替わりが進行中かも知れない。憶測です。

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